小さいお子様の口呼吸は・・・ 【二子新地のくもい歯科】
こんにちは!院長の雲井です。
日没が遅くなり、日が長くなってます。もうすぐ夏至ですね。
子供のころは、遊んでいてもいつまでたっても日が暮れなかったように思うのですが、いまは夏至でもすぐに一日が終わってしまいます。時の流れの感じ方ってこうも年齢によって違うものかと、毎度ですが思います。
さて、お子さまのケアで最近、気になることが多くあります。
・子供の歯の歯並びが、びっしり生えていて隙間がありません。
これでは大人の歯に生え変わるときに生える場所が足りなくなります。
左上の写真のようにすきっぱがあるくらいがいいと思います。
大人の歯ならびになるときにキレイに並びます。
・お口がいつもポカンと開いているお子さん
・保護者の方のお話を聞いていると、あれれと思う内容が多いです。
「寝起きが悪くて、朝の機嫌がとても悪い」
「寝相が悪すぎてびっくりする。いつも移動している」
「寝ている間にいびきをかく、歯ぎしりをする、奇声を発する」
「食べるのがすごく遅い」
「集中力がない。何かしていて途中でやめてしまう」
・姿勢の悪い子がとても多いです。猫背などだけでないです。
前から見た時にまっすぐに立てない。右か左に斜めになってる。
こうしたお子さんたちは「口呼吸」の可能性が高いです。
口呼吸は鼻呼吸に比べて
・呼吸による酸素の交換効率が悪いので血中酸素飽和濃度が低い。
このため、低年齢児期の大切な脳機能の発達に支障が出ます。
→集中力のないお子さん。
・鼻呼吸による頭蓋顔面の発達への好影響がないので発達がよくない。
上顎骨の発達も悪くて歯が並ぶ場 所が足りなくなりがちです。
・睡眠時の呼吸効率が悪く、睡眠の質が著しく悪くなることがあります。
睡眠時間は十分なのに「どこでも寝れる」お子さんは要注意。
質が悪い睡眠のサインです。
少し、書いただけでもこんなにあります。低年齢のお子さんが口呼吸だと大切な成長に著しい悪影響があるのです。
当院ではこうしたお子さんへの対応策として、口腔機能改善治療を行っています。
上記のような症状に心当たりのある保護者の皆さま、ぜひ一度ご相談ください。