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2017年10月23日

院長の雲井です。

台風一過で秋の空・・・というところなんですが、10月下旬ですものね。季節外れの大雨続きで本当に困ったものです。

近年のこの時期は、ハロウィンが日本にも定着しつつあり、渋谷の盛り上がりまでいかなくとも全国各地でイベント化が進んでいますね。

今年は当院でも、ハロウィン企画をやりましょうという機運が高まって、開業22年目にしてはじめてイベントらしきものを開催することになりました。

10月27日(金) 28日(土) 30日(月) 31日(火) の4日間は、窓口にてキシリトールガムまたはキシリトールチョコを差し上げます。別にトリックオアトリートと言わなくても大丈夫です(笑)

差し上げるなどと立派なことを言っても おひとり様一個という焼肉屋さんの会計時の
チューインガム並みの企画ですが・・・

ここで、改めてキシリトールについて 少し解説しますね。

キシリトールは虫歯菌に利用されにくい甘味料です。

虫歯菌は糖を取り入れて、歯を溶かす酸を作るのですが、キシリトールで虫歯菌は酸を作れないのです。

そういうわけで、キシリトールガムは虫歯予防に有効なのですね。

ただ、市販品の多くにキシリトール以外の糖も多く含まれていますので、キシリトール入りガムは絶対大丈夫とはならないのでお気を付けください。

歯科用キシリトールガムはキシリトールの含有率が90%以上であり、余分な糖分はほとんど含まれていないのです。

また、ガムを長くかんだほうがいいですよ。長く噛めば噛むほど唾液が多く出るので、唾液による抗菌作用も期待できるからです。

そういうわけですから、お菓子を配るのではなく、虫歯予防に役立つものをお配りすることにしました。

いろいろと考えてのことなのですが、歯科医院であんまりやりすぎるとキュアやケアの場にそぐわないですからね。

飾りつけやウェルカムボードなどスタッフさんの気配りで、ちょっと雰囲気を出すの工夫してもらえました。

歯を守る立場でお菓子配りまくりというわけにもいかず、歯の健康にいい効果を与える、キシリトールガムを配るのも至極穏当な内容かと思います。

スタッフさんがいろいろと動いてくれて、本当に助かりました。

この場を借りて、ありがとさんねと申し上げます。

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くもい歯科クリニッ​ク 院長 雲井秀樹

くもい歯科クリニッ​ク
院長 雲井秀樹

北海道大学歯学部卒

鶴見大学歯学部小児歯科学教室助手職を7年間務めたのちに、当地にて開業。

ファミリアキッズ駅前園 園医

日本歯科医師会会員 日本小児歯科学会会員