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2015年11月 1日

こんにちは、院長の雲井です。


今年もまた終盤戦ですね。ほんとに月日の経つのは早いもの...


しばらく前、10月21日が話題になりましたね。興味のない人には関係ないけど、映画バックトゥザフューチャー2の舞台になった2015.10.21が本当に来てしまった!というわけで、現実の2015年と映画の中の2015年がどれくらい近くてどれくらいかけ離れているのかが話題になっていましたね。


車は残念ながら、空を飛んでいませんしゴミを燃料にしていません。しかし、ハイブリッドを始めとして燃料電池や水素エンジンなども出現しています。また、映画の中のテレビの画質は明らかに現在のものが優れていますね。そんなわけで、まんざら真実の2015年も捨てたものでもないでしょう。


では歯科分野はどうでしょう。もちろん映画には出てきません(笑)。しかし、この30年での技術進歩は凄まじいと言っていいものがあります。当院で採用しているものに限っても以下のようなものがあります。

①エアフロー
ナノテクノロジーの進歩によって、超微細粒子を高速で歯に吹き付けることで歯の表面の着色(タバコ・お茶・コーヒー・赤ワインなどによる)をほとんど歯を傷つけることなく取り除くことができるようになりました。

※1985年にも既に存在した従来の超音波スケーラーでは、汚れを取ることはできても、超音波振動によるエネルギーが大きくて歯の表面は傷だらけになってしまいます。そうなると、歯の表面の凹凸が激しくなり、かえって着色が付きやすくなってしまいます。当院では現在は無理な着色落としは行っていません。歯石などの大きい付着物を落とすのみにしています。

②トリートメントケア
歯の表面は本来は非常に滑沢であるのが普通ですが、日々の歯ブラシを強くあてたり歯磨き粉に多く研磨剤が含まれているものを使用したりすると、だんだん表面に凹凸ができてきます。これを補修する技術開発に成功しています。

髪の毛のキューティクルケアを思い浮かべていただければわかりやすいです。つまり歯のキューティクルケアと思ってください。歯の成分に近いものを練り材にして歯に刷り込むことができるようになったのです。
定期的にトリートメントケアを行えば、いつも歯は滑らか・スムーズな状態を維持できるのです。


どうでしょう。まだまだ、インプラントや虫歯治療に多くの技術革新がありますが、あまり長くなると読む気がなくなってくるでしょうから、今日はここまで(笑)。


でも今ご紹介した、エアフローやトリートメントケアは歯のケアになるもので、ずっとずっとご自分の歯で健康に過ごすためにとても効果的です。

患者さまでも人気の治療になっており、リピーターも続出です。どうでしょう。初めて聞いた方もよろしければぜひ一度ご体験になっては。


長文、最後までお付き合いありがとうございました。それではまた。

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くもい歯科クリニッ​ク 院長 雲井秀樹

くもい歯科クリニッ​ク
院長 雲井秀樹

北海道大学歯学部卒

鶴見大学歯学部小児歯科学教室助手職を7年間務めたのちに、当地にて開業。

ファミリアキッズ駅前園 園医

日本歯科医師会会員 日本小児歯科学会会員