子供の患者さん 【小児歯科・小児矯正】
こんにちは!!院長の雲井です。
日光の紅葉が本番を迎えている今日この頃です。
朝晩と日中の温度差が大きくて風邪をひきやすくなっています。体調管理にお気をつけくださいね。
さて、早いもので当院も16年目の診療に入り、年の瀬の足音も近づいてきました。
ふと思うのは、開業からこれまでを通じて、ずっと「子供の患者さん」とのかかわりは続いているなということです。
私自身、小児歯科を深く学んでから開業しましたので、「子供の患者さん」との関わりは保っていきたいなと強く思っております。
とくに、自分に子供ができてからの数年というものは、劇的に「子供の患者さん」への考え方が変化しました。
幼稚園児以下の小さい患者さん・・・かわいいですね。ほんとうに。自分はいろいろな場で小児患者の勉強をしていきました。それなりのフィロソフィーを持って診療してきました。
治療や予防処置の結果についても、自分なりに納得のできるものでした。
しかし、今思えば、それは「小児治療」の表層部分にすぎなかったのです。
実際に子供を育てる、子供と共に生活するという実体験は机上の学問をはるかに上回るインパクトを私に与えてくれました。
本当の親御さんの気持ち、「お子さん」の考えていることや本能的行動、etcは、やはり学問の中のシュミレーションでは決してわからないといっていいでしょう。
自分が子供を持って初めてわかることは実に多いのです。
診療台に上って突然泣き出す「お子さん」、今さっきまで笑ってたのに突然暴れだす「お子さん」、
とても不安そうな表情でお子さんを連れてくる「お母さん」・・・
そうした様子を行動心理の点から解説することは可能でしょうが、まったく実践的ではありません。
しかし、自分が自分の子供を通じて体験したことからは、どうしたらいいのかということがすぐにわかります。
ほんとに不思議なくらいに冗談を言いながら、おだやかに処置ができるようになりました。
お母さんの不安や緊張をほぐすことにも気持ちを向けられるようになってきました。
人間はいくつになっても経験をつうじて学習し成長できるのだなと実感する次第です(笑)。
最近は歯並びの心配をかかえた「子供の患者さん」が増えています。
そうした際には、とくに、親御さんの心配をやわらげるために、矯正担当医への相談を受けやすくするようにアドヴァイスしています。
これからも「子供の患者さん」のために、頑張っていきますので何でもご相談ください!!