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2012年4月 1日

こんにちは、院長の雲井です。

今日は、「定期診査」についてお話しましょう。ちょっと長いんですが...

みなさんは、どんなふうに「歯科」を受診されていますか?

どんなふうって言われても...歯が痛いとき?歯ぐきが腫れたとき?親知らずが痛んだとき?

そうですね。そんな答えがたくさん聞こえてきそうです。要するに「歯で困ったとき」ですよね。

そして、治ったらどうしますか?

うーん、また何かあったら行くけど。歯医者きらいだし・・・。できればそのままおさらばしたい・・・。

そうですか。その気持ちはわからないではないですね。

しかし、そういうふうだと、

・歯が痛くないので、特に手入れ(メインテナンスとかケアと言います)はしない。
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・虫歯や歯周病になっても、初期の段階では気がつかないで過ごしてしまう。
 当然ながら、前に治したときより状況は悪くなっていく。
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・痛んだりひどい状況になって、しぶしぶ歯医者に行く。
 前より状況が悪いので、もっと複雑な治療が必要になる。時間もかかる。
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・どうにか歯が治ったので、もう行きたくないから歯医者には行かない。

どうでしょうか?こんな悪循環におちいっていませんか?これでは、だんだん状況が悪くなるわけですし、歯を抜いたりする治療が必要になってくるでしょう。歯は抜いたら抜いたで、後の処置はもっと複雑で、時間と費用がかかることになります。

でも、その一方で、あまり虫歯にもならないで歯周病の予防もできている方も大勢いらっしゃいます。そうした方々は、別のサイクル・良い循環に入っているのです。

歯の治療や歯石の掃除が終わりました。
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「定期検診」の枠に入ります。4か月~6か月程度の間隔で、歯が痛くなくても歯科を受診します。
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「定期診査」では、虫歯のチェックや歯周病の状況を診査します。必要があれば治療します。
歯石や着色のお掃除を行います。
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お口の状況は、常に安定した健康な状態が保たれています。「早期発見・早期治療」は病気による影響を最小限に抑えるために大変有効なのです。

生涯を通じて考えると、ランニングコストはかなり抑えることができます。「定期検診」を受けない人たちは、無駄に費用と時間がかかるだけでなく、相当な苦痛に耐えなければいけないわけです。

どちらの生活スタイルが、日々の暮らしを健全に過ごせるかは言うまでもないですね。

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くもい歯科クリニッ​ク 院長 雲井秀樹

くもい歯科クリニッ​ク
院長 雲井秀樹

北海道大学歯学部卒

鶴見大学歯学部小児歯科学教室助手職を7年間務めたのちに、当地にて開業。

ファミリアキッズ駅前園 園医

日本歯科医師会会員 日本小児歯科学会会員