こんにちは!院長の雲井です。
気がつけば今年も早くもお盆になってしまいました。年を取るごとに1年の長さがどんどん短くなって、この間、正月だったのにとか、ゴールデンウィークは先日だったのにとか、そんな感想を覚えることがやたらと多くなっています。自分が十代だった頃は本当に一日が長くて、いつまでたっても日が暮れないような毎日だったのがほんとに幻のようです。
そんな感慨に耽ってしまうのは、当院がリニューアルしてから既に1年近くが経過していることに気付いたからです。医院をきれいにしたことで皆さんに喜んでもらえているようでとても嬉しいです。それと同時に、どうやら「カウンセリング」のシステムが徐々に皆さんに受け入れてもらえているようなのでほっとしています。
「カウンセリング」は初診時には私が診察する前に事前にスタッフといろいろとお話しする機会です。この際に患者さまの「主訴:お困りのことがら」をおたずねするだけでなく、「治療に関するご要望」「これまでの歯科での経験でやってほしくないこと・いやだったこと」など初めて会う医師に話しにくいことをいろいろとお聞きします。スタッフという医師よりはずっと話しやすい立場の人間が聞き手にまわることで皆さまはより気楽に話ができるのではと思っています。そうして皆さまの本音を聞き出して、これを医師に伝えることで、はじめての受診での不安を少しでも取り除くのが狙いです。
さらには、治療に際しても治療方法についてのさまざまな情報提供を目的に、いろんなカウンセリングを行っています。たとえば、被せものをする治療の際に「どんな方法があるのか」「それぞれの方法の違いは何か」「費用はどう違うのか」など患者さまにとって重要な情報を提供することで、患者さまの選択肢を広げ、ご自分で判断できるようにと思っております。
これまでも当院では皆さまのご要望などについての情報収集やその反対の各種治療に関する情報提供に力を注いでまいりましたが、「カウンセリング」のシステムを取り入れたことで、より効果的な情報収集と情報提供が可能になったように思います。
もちろん、カウンセリングそのものへの賛否もあるとは思います。ですから、カウンセリングを受けたくない方はどうぞ遠慮なくおっしゃってください。必ず、ご希望通りにいたします。そうした方には、旧来のスタイルで治療を行っていきますのでご安心ください。けっして押し付けるつもりはございませんので...。
カウンセリングそのものもまだまだ、改良すべき点は多々あるかと思います。どうかご感想があればどしどしお申し付けください。ありがたく傾聴させていただきます。
今後とも皆さまのご要望にこたえるように努力を惜しまぬ所存です。よろしくお願いします。